Sumishin SBI Net Bank  住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行の10周年サイト「さよなら、銀行」
のアートディレクション・コピーを担当しました。
住信SBIネット銀行のサービスは、いつも
「なんでこれできないの?」「なんでこのサービスないの?」
「じゃあ作ってしまえばいい!」
という社長の姿勢から始まっています。

その、「なんで?」は、ユーザーの疑問でもあります。
サイトから「お客様」という言葉を排除し、Q&Aでの疑問文を
社長の声=ユーザーの声として、頷きながら読めるコピーにしました。

「口座を作るには時間と手間と書類のやりとりがいること」
「手数料が発生するのがあたりまえ」
「銀行なんてどこも同じだから」
銀行でイメージすると当然のように
手間がかかるのがあたりまえになっている。
でもそれは、その銀行がユーザーの声に気付いていないだけ。
もしくは、「当然」だと思って、あぐらをかいているだけなのかもしれない。

「さよなら、銀行。」というコピーは、
業界に対して誰より先に声を上げることであり、
「10年の節目に、新たなスローガンをかかげ、帯を締め直す」という
社員の方の目標にもなる言葉になればと思います。
「さよなら、銀行。」は今現在の姿じゃなく。
これから業界全体が目指していく、
標語のようなものになればいいなと思っています。

Client 
 住信SBIネット銀行
Agency
HIKARINA Inc., QUOITWORKS Inc.
Producing
大塚啓二(HIKARINA Inc.), ムラマツヒデキ(QUOITWORKS Inc.)
Planning, Web Direction, Design
ムラマツヒデキ(QUOITWORKS Inc.)
Art Direction, Copywriting
柴田春菜(GIGANTIC)
Development
イケダリョウ
Photography
横浪修
URL