SPRING IS HERE. / SHIBUYA SCRAMBLE SQURE - SPRING Promotion 2021

渋谷スクランブルスクエア 春のキャンペーンビジュアルを制作しました。







2020年、
私たちがいちばん欲しかったのは
ぬくもりだと思う。
世界が変わってしまってから、
もうすぐ一年が経とうとしている。
2020年、私たちは自分を守り、
よく耐え、よく生きた。
2021年は、 会いたい人に触れて、
伝えたいことを伝えて、
自分を人を愛せる年にしたい。
長い長い冬を超えて、 また春がやって来る。
自分を、あなたを、あの人を いますぐ抱きしめにいきたい。
たとえ画面越しでも。音声だとしても。
日本の50年代の名画「また会う日まで」に、恋人のガラス越しのキスシーンがあった。コロナ禍、今やそれは、パソコンの 画面越しかのようになってしまった。それはディストピアのようにも見えるけれど、そんな今だからしかできないこと、言えないことがきっとあるはず。渋谷のビルは、暮らしや情勢、未来を映す鏡。だからスクランブルスクエアにしかできないメッセージもある。
自分磨きは2020年にやり飽きた。 何が怖くて、何に気をつければいいかも 一年を通してわかってきた。 来る2021年の春。 気分転換に、マスクをして買い物に出かけよう。 外の空気を吸いに行こう。 あの人に会いに行く服を選ぼう。 両親においしいものを贈ろう。
今年やるべきことは、何もしないことじゃない。 会いに行きたい人に会いに行く。 伝えたいことを伝えよう。 共生しよう。
Client
渋谷スクランブルスクエア
Creative Director
石黒篤史 (OUWN)
Art Director
柴田ハル (GIGANTIC)
Designer
GIGANTIC
Illustrator
AICON